金曜日, 3月 06, 2009

カンブリア宮殿2

ここ2年ぐらい、日曜の夜はカンブリア宮殿を見て寝る、という生活が続いている。土日でリラックスした頭・体を仕事モードに変えるのにとても有効だと思う。その本バージョンを読んでみた。経営者たちの印象的な言葉をメモっておこうと思います。

【吉野家ホールディングス社長 安倍修仁】
・自分に向くものはもっとほかにあるはずだと思って決められない人は、今を一生懸命に生きていない。全力でやってないと、次の世界につながっていかない。
・周りを協力させることと、協力が得られることは違う。協力を得るためには誰よりも努力することが必要。見えない努力をしているやつには必ず協力者は現れる。


【三鷹光器会長 中村義一】
・うちの3分の1は天文少年。天文少年は毎日宇宙をみて想像しているから、ピタっと位相があって創造性が発揮される。
・山の上に電気がついているとします。あの山の上にどっちを回っていってもいいから、到達してくれ、と。とにかく目標だけは教えてあげないといけない。


【キーエンス社長 佐々木道夫】
・創業当時から利益が出たので、社員に還元していた。結果的に経営参画意識を高めることにつながった。


【グーグル日本法人社長 村上憲郎】
・楽しい仕事とは自分のやった仕事が世界中の人から称賛を浴びたり、改善要望をいただいたりといった、世間とのやり取りである。


【ファンケル名誉会長 池森賢二】
・業界の常識を変えるのは異業種からの参入者である。
・一つの事業は永遠ではなく必ず壁にぶつかる。だから事業が順調なうちに次の仕事を立ち上げるのだ。


【日本香道会長 小仲正久】
・追いつめられた状況の方が改革やクリエイティヴなことができる。


当たり前のこと、といえばそれまでだけど実績ある人たちの言葉の重みはありますね。
それにしても村上龍のすばらしいファシリテーションにはいつも驚かされます。賢くて勉強家なんだろうな。

カンブリア宮殿 村上龍×経済人II
村上 龍
4532166527

0 件のコメント: