水曜日, 2月 25, 2009

高校生の携帯事情

「mixiって何ですか?」大分県の現役高校生が語るケータイ事情

小学生に携帯電話は必要か?の延長で気になった記事。
もはやmixiでもなく、モバゲーでもなく、「リアル」(=モバイルのtwitter?)だそうです。ヤバいっす。まじヤバいっす。ついていけてない・・・
とはいえ、書いてる内容は本質的にmixiと大差ないわけで。ただ情報更新度が違うぐらいなのかな。使ってみないと何とも言えないけど。

なんていうオヤジ臭いことが書きたかったのではなく、この子たちが10年後にインターネットユーザーのメインユーザーとなった時代を想像してみたんです。これまでの14年間の時代はコンテンツは"ホームページ"としてURL単位で存在し、それをディレクトリ検索やキーワード検索でネット上のコンテンツにアクセスしてきたわけですが、この子たちのユースケースにこういう使い方は(少なくともこの記事では)ありません。

全く異なる情報パス、すなわち友だち関係を元にした口コミ情報が直接PUSHされていて、それを極端に短い時間で相互に送りあっている状態ってことです。これってWinnyみたいないわゆるP2Pの通信方式でデータを送受信してるのにすごく近いんですね。こうなるともはやサイトオーナー=ユーザーとなってしまって、情報の一意制もなくなるのでどこかの企業が制御できる世界じゃなくなってくるのかなーなんて妄想してしまいました。

ちょっと極端に書きすぎちゃったけど、実際はこの子たちも大人になるにつれてマス媒体や、既存のネットメディアを使うようになるんだろうけど、10年後、20年後のユーザーにとって当たり前のものって何だろう、ってことを常に忘れずに意識しておかないとなぁ、と思ったのでした。

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