土曜日, 12月 13, 2008

デザインは「見た目」だけではない

10月から担当サービスが変わって、もうすぐ3ヶ月が経とうとしていますが、「デザイン」に関して明らかに考えが変わってきた気がします。

具体的に言うと、今まではエンタメ担当だったこともあり、"楽しさ"や"わくわく"を演出するために画像を多く使ったり、メリハリが強いデザインを多く用いていたのですが、今はまったく逆。コンテンツはテキストばかりで、如何に視線の流れを阻害しないか、が重要なのです。

そして実感しているのが、表示速度。レーテンシーですね。
特にフリークエンシーが高いサイトは、もうここが超重要。ほんの0.2~3秒の違いでも心象がまったく異なってきます。

どんなにすばらしいデザインでも、見られなければ意味が無いわけで、そういう意味でレーテンシーはデザインの上で最も重要な点なのかもしれません。Googleや百度の検索はちょっぱやでやっぱ爽快ですもんね。

時系列・シチュエーションに応じたデザイン手法、というのを定量化して比較していけたらよいなぁ、なんて思ったりする今日この頃です。

4 件のコメント:

tmaeda さんのコメント...

ユーザ体験の最適化を科学的にやろうとすると、観点は色々ありますね。

ご存知かも知れませんが、Alan Cooperの『About Face3.0』、D.ノーマンの『Emotional Design』あたりがオススメです。

krshin さんのコメント...

専門家の意見キター

読んでみますわ。
ちなみに別路線でいろいろ見ていったらIDEOの「発想する会社!」に行き着きました。
近々飲み語らいませう。

tmaeda さんのコメント...

マジで飲み語らいたい~~~。
お互い近々歳とるしね、忘年会的にやりましょうよ。
最近行った、神楽坂の「ちょい干し てっ平」にいつか必ずお連れしたい。日本酒と肴がヤバイです。店員さん(おばさん達)の日本酒うんちくがすごくて面白い。
http://r.gnavi.co.jp/a971000/

ちなみに、WEB屋さんやインタラクションデザインとかに興味ある方々を中心に、こんな読書会も立ち上がっています(世界的に)。
http://uxbookclub.org/doku.php?id=tokyo

krshin さんのコメント...

神楽坂いいねー。
来週あたりどうすか?