火曜日, 10月 28, 2008

原点を思い出しました

RPGツクールってご存知の方はどれぐらいいるでしょうか。かつて"Dante"とか呼ばれてた、ロールプレイングゲームを簡単に作れるソフトウェアです。
ふと思い出して検索してみたら、今はアスキーではなくエンターブレインが作っているようで、PCのみならず携帯向けやコンシューマ機(プレステなど)でも動くみたいですね。

さてはてなんでこんなものを突然思い出したのか?

一個前の記事でも書きましたが、インターネットのコンテンツは昔は自分でWebサーバーを貸してくれるところ(レンタルサーバーやプロバイダのサーバー)を見つけて、HTMLを書き、FTPやSCPでアップロードしないと公開できなかったのですが、テクノロジーの発達と共にブログで誰でも簡単にWWWの世界に情報を発信できるようになったり、flickrやYouTubeのような画像・動画のリッチメディアすらブラウザベースでアップロードから公開まで完結してしまう時代となりました。

これにより一見、コンテンツの在りどころは一部のサイト(この例だとflickrやYouTube)へと集中していますが、情報発信者はむしろ増えているわけで、インターネットの膨張は今後も止まるどころかますます加速していくことでしょう。


これをより加速させるために必要なのは、クリエイターの敷居を如何に低く出来るツールを提供できるか、だと思っています。MySpaceなどはまさに好例で、卓録した音源をMP3にしてアップロードするだけで、多くのリスナーに聴いて貰えるチャンスがあり、またその人たちからのフィードバックも受けることが出来る場として成功しているといえます。

画像・音楽・動画、と着たので次はゲームが手軽に作れて公開できてもいいんじゃないかなぁ、と思ったわけです。(ここまで話長かった^^;;)

実を言うと僕がこの世界で働いていられるのは、前述のRPGツクールのおかげだと思っているのですが、中2のときに『ゲームを作ってみたい』という欲求を手軽に満たせてくれるツールだったのです。これを発端にして、自らプログラムを書くようになり、その情報収集や公開の場を求めてパソコン通信(懐かしい)やインターネットの世界へと入り込んで行くこととなったのでした。

YouTube並みに簡単にゲームが作れるようになったら、クリエイター(ゲームに限らず)がさらに増大してインターネット業界はさらに飛躍的に成長していくのでは、と思いました。将来はプログラミングそのものでさえ、この領域まで敷居が下がるんでしょうね。もうそうなったらクリエイティヴィティだけで勝負する時代ですね。コワイコワイ。

RPGツクールはゲームを作ること自体は簡単なんですが、いかんせん必要な素材を用意するのが大変(画像や音楽など)だったり、作った作品を発表できる場が無かったり(Vectorに載せるだけじゃねぇ。。)なので、やっぱニコニコ的なコミュニティが必然かなと。

誰か作ってくださいw

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