最近アメリカではtwitter経由のトラフィックがGoogleを超えたとか、もう検索の時代じゃないとか、そういうメディア記事やブログ記事を見かけて思うのは、そもそも比べること自体がおかしくない?ってこと。
twitterやfacebookでは確かにソーシャルストリームで共有されるurlから各サイトに飛ぶような使い方が一般化していて、そのトラフィックが増えてるのは間違い無い。滞在時間や訪問頻度も高い。けど、検索とは別の使われ方だし使う時間も全く異なる。
これはメディアへの接し方の違いであり、ソーシャルメディアの使われ方がテレビなどと同じ受動的だから。
どちらかというとweb創成期を支えた旧ポータルサイト、例えばヤフーのカテゴリサービスに近くて、何もしなくてもpushされる情報を流し見ている。無論、マスメディアと違ってソーシャルレコメンドされた情報なので、質や量は全く異なるが。
一方の検索サービスは待っていても何も教えてくれない。聞きたいことを伝えないといけない能動的メディアだ。その行為は「人に尋ねる」ことに近い。人類の叡智を蓄えた図書館に調べに行くのも同じで、機能がweb上の全文検索に変わっただけだ。
従ってテレビが登場したときに本がなくならなかったのと同じように、ソーシャルサービスと検索サービスは並存し、まだまだ成長する。一方でマスメディアやポータルサイトは可処分時間をまだまだ奪われるに違いない。
#初めて全文iPhoneで書いてみた。以外といけるもんだね。フリック入力サイコー!
木曜日, 3月 25, 2010
受動的/能動的メディアの違い
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